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「ホウ酸処理の第二人者」が、“正しいホウ酸処理”を広めるために日本全国を疾走中!
2010年09月28日 (火) | 編集 |
9月22日

木材保存剤の性能基準と試験方法を定めた改正JIS「K1571:2010」が公示されました。

これまでの「K1571:2004」では、現場処理薬剤の性能試験を行うときには

シロアリや木材腐朽菌に曝露する前にかなり激しく水に浸漬させる必要があり

水溶性のホウ酸塩にはとても不利な試験方法でした。



米国などではISO(国際標準化機構)基準を採っておりまして

使う部位ごとに、その環境ごとに試験方法が定められています。

SillPlate(土台)やFrame(枠組)のように、雨に濡れず、地面に付けない(非接地・非曝露)

木部に使う薬剤の試験では、当たり前に水に浸漬させません。

当たり前に。



一方わが国では、今の今まで、柱でも、外構でも

同じ試験方法(必ず水に浸ける!)を採っていたワケです。



そのおかげで、ホウ酸は認定されませんでした。

そして、長期優良住宅(新築)で補助金をもらうためには、認定剤が(ほぼ)必要です。

これが、再処理できない壁の中に、たかだか5年しかもたない薬剤を使っている原因でした。



この改正でやっと、ホウ酸の防蟻剤に“認定”の可能性が見えてきました。

この改正には、NPOホウ素系木材保存剤普及協会・荒川理事長を始め

輸入住宅産業協議会さんのご尽力が大きかったように聞いています。

これこそ、お施主さまのための活動であると、心から敬服しております。



さあ、これから認定に向けてどのような動きがあるか。

また変な方向に行くのか。

業界・行政には、ぜひ「お施主さまのために」ご活躍いただきたく思います。



ホウ酸が選べる社会へ。



浅葉健介



borondeguard



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2009年09月02日 (水) | 編集 |
こんにちは。

日本ボレイトの浅葉健介です。



8月30日に投開票された衆議院議員総選挙。

皆さん、ちゃんと投票に行きましたか?

結果はご存知のとおり、民主党の歴史的な圧勝に終わりました。

この結果は、『有権者が自民党にNo!を突きつけた』というより、『脱官僚政治を民主党に期待した』ような気がします。

民主党の選挙PRは上手でしたね。

自民党のネガティブ・キャンペーンはかなり下手でしたが……。

ともあれこれで政権が交代するわけですが、民主党には有権者の期待を裏切らない政治をしてほしいものです。



また、9月1日に「消費者庁」が創設されました。

この組織は、『国民の意見や苦情の窓口となり、政策に直結させ、消費者を主役とする政府の舵取り役になるもの』だそうです。



私たちホウ素系業界は、この2つが追い風になるのではないかと期待しています。

さまざまな癒着が断ち切られれば、フラットな議論もできるのではないか。

消費者庁に苦情が寄せられれば、もっと直結した施策をとってくれるのではないか、などなど……。



何度も言います。

すべてをホウ素系に換えてくれなくてもいいんです。

同じ土俵に上らせてもらえるだけで……。



国民の期待を裏切らないでくださいね。

浅葉健介でした。



2009年06月04日 (木) | 編集 |
こんにちは。

日本ボレイトの浅葉健介です。



今日6月4日は、いわゆる「長期優良住宅法」の施行日でした。

これから長期優良住宅を建てる方(認定が必要ですが)は税制の面で優遇されることになります。

ここでは詳しく触れませんが、建築業界のカンフル剤になってくれればいいですね。



わが家を建てるのであれば、税制の優遇措置はぜひ受けたい。

金利も低ければいいですね。

補助ももらえればすごく嬉しい。

それでいて住宅が長持ちすれば言うことナシ!

そうすれば建物の資産価値も下がらないので、売るときに楽ですし。

中古住宅市場も活発になるでしょう。



しかし先ほど、テレビ朝日「報道ステーション」のコメンテーターの方が怖いことを言ってました。

今の水準で推移すると、200年後のわが国の人口がなんと800万人になる。。。というデータがあるそうです



……併せて少子化対策もお願いします。

浅葉健介でした。



2009年05月19日 (火) | 編集 |
こんにちは。

日本ボレイトの浅葉健介です。



先に国交省から発表された21年度第1回長期優良住宅先導的モデル事業で、株式会社ウィズ・ワンさんの『ボロンdeガード』採用プロジェクト「With One Tree」が採択されました。

おめでとうございます!



ウィズ・ワンさんはかなり早くからホウ素系を採用されており、土台もDOT加圧注入材を使うという“こだわり派”。

「長いこといろいろなものを検討してきたけど、結局はホウ酸塩に行き着くよ」

今後とも宜しくお願いいたします。



さて、ちょっとまとめますね。

“長期優良住宅”とするためには、「構造材の寿命を延ばす」ことが大きなポイントとなる。

これはいいですよね。

・構造材の寿命を短くするもの >>>>>>>>>>>>腐朽とシロアリ
・腐朽とシロアリから構造材を守るもの >>>>>>>木材保存剤(防腐防蟻剤)

ここまでもいいですよね。

・木材保存剤の寿命 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>最大5年間
・木材保存剤の再施工 >>>>>>>>>>>>>>>>>>できない

↑これがおかしいんです怒る

・再施工できない箇所の木材保存剤 >>>>>>>>>>効果が無くならないもの

じゃなきゃいけないんです。

ほら、ホウ酸塩しかないじゃないですか。



<効果持続のマトリックス>
matorix

防腐防蟻効果の持続性を次の4つに分けてみます。
①再施工可能×効果5年 ………○
②再施工不可能×効果5年 ……×
③再施工可能×半永久 …………○
④再施工不可能×半永久 ………○

どうでしょう。

新築現場でオレンジ色にしているのって、②じゃないですか?

断熱材などで壁の中が複雑になっている現在、はっきり言って再施工は不可能です。

だとすれば、「効果が無くならない薬剤」を使って④の「○」にしなきゃいけませんよね。



まとめてしまえば、こんなに簡単なことなんです。

でも……、なんですよね。

もっと真剣に、普通にホウ酸塩が選択できる世の中にしていかなければいけないと思います。

今回の採択などで、その門戸はすこしずつ開かれようとしています。

日本ボレイトは、これまでも、これからもずっと一生懸命そのとびらを押し続けます。

ビルダーの皆さん、どうか手伝ってください!

お施主さんのために!



浅葉健介でした。



2008年12月19日 (金) | 編集 |
こんにちは。

日本ボレイトの浅葉健介です。



さてさて、先日新聞紙上に紹介された「フラット50」。

ご存知ですか?

スゴイですねぇ。

償還期間が最長50年の固定金利の融資ですって。



そもそも現在の「フラット35」にしたって最長35年ローンですよ。

35歳の人が産まれた年に購入した住宅のローンが今年やっと終わるんです。

先週34歳になる弟がマンションを購入しまして、69歳完済ですって。



これを50年にするって言うんだから、つくづくスゴイ。

いまから50年前って言うと、昭和33年(1958年)。

東京タワーができた年ですよ!

「ALWAYS 三丁目の夕日」の年に買った家のローンを今年完済するってことですよね。

満80歳まで完済できなかったら子が引き継いで払え、ってことらしいけど、子にしたら迷惑な話です。



もちろん平成21年に建つ家は、昭和33年に建ててた家とは耐久性も耐震性も格段の差があります。

まったく別物、と言ってもいいでしょう。

しかし、今から50年後、2058年に建つ家ともまったくの別物ではないのでしょうか。

それは50年経たないと、誰にもわからないのです。



いまわかることは、「構造躯体の耐久性・耐震性」だけでも現在できうる最高の技術を取り入れるべきであると言うこと。

5年で消滅し、再処理が前提ながらそれができない防腐防蟻剤を使ってる場合じゃないです。



ちなみに、ホウ素系木材保存剤は1950年代にニュージーランドで世界で初めて規格化され、現在でも世界各国で使われています。



「フラット50」はワタシに、“50年”という長さを教えてくれました。

どうもありがとう。



ん?

4,000万円で50年ローン(年3%)組むと…、

り、利息が3,727万円!!



浅葉健介でした。